【スリランカ】イースター礼拝爆破テロから3週間 続く騒乱状態

 

イースター礼拝爆破テロから3週間あまりの5月13日、騒乱により再びスリランカ全土に夜間外出禁止令が発令された。同国福音同盟の指導者で世界福音同盟信教の自由委員長のゴッドフレイ・ヨガラジャ氏が14日、近況を伝え、祈りを要請した。

それによると4月21日イースター日曜日の爆発後、シンハラ人暴徒とイスラム教徒の間に紛争が発生。これが続き、イスラム住民が保護と助けを求めている。それが政情不安を呼ぶ様相にもなっている。イスラム教徒の店や住居、モスクが破壊されたり焼き打ちにあったりし、負傷者も発生。政府は教会とモスクに対し、集会をしないよう求めている。

全国的に不安や混乱が広がっており、キリスト教徒やイスラム教徒は連日、恐れの中で生活しているという。