スリランカ津波救援で過激派の仏教徒と融和
仏教徒の過激派がキリスト教徒の村を襲い、焼き討ちや暴力事件が絶えなかったスリランカで、両者の融和が進んでいる。きっかけは2004年12月26日のスマトラ沖地震による津波。それまで迫害してきた仏教徒が被災し、クリスチャンが分け隔てなく支援したことで関係が改善した。ローザンヌ運動南アジア地区コーディネーターのエイドリアン・デ・ヴィッサ牧師は、救援活動を通しての功績が認められ、政府から「融和の親善大使」に任命された。昨年12月、東日本大震災の被災地を視察のため来日したエイドリアンさんに話を聞いた。(根田祥一)
エイドリアン・デ・ヴィッサ氏のインタビュー記事は、週刊クリスチャン新聞1月22日号に掲載します。