「福音の実効再生産数増やそう」 講演Ⅰ「開拓伝道」播氏(下) 第23回断食祈祷聖会2021②

「断食祈祷聖会2021」(同実行委員会主催)が1月11、12日に開催。今年はコロナ禍ということもあり、Zoomにより開かれ、「開拓伝道」、「児童虐待と家庭形成」、「海外宣教」、「ラディカル・リベラリズム」の四つの講演が行われた。初日の講演①では、播義也氏(恵泉キリスト教会埼京のぞみチャペル牧師)が「開拓伝道」をテーマに講演。今回はその続き。
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「2020年3月から毎週Zoomでの礼拝を持っている」という播氏は「コロナで変わったもの、変わらなかったもの」についても語った。
「変わらなかったものは福音、聖書の言葉で、変わったものは集まり方だ。私たちの教会は今まで一つ所に集まっていたが、今はオンラインで集まっている。以前はスピーカーからメッセージを伝えていたが、今はYou
Tubeで前撮りし、土曜日にメッセージを配信。それを聴いてからZoomを使って日曜日の礼拝に集うようにしている。礼拝の時は短くまとめて話すが、30分ほどブレイクアウトルームを活用して、ディスカッションしながら御言葉を適用し、教えられたことを分かち合う。教会、牧師や信徒一人ひとりのあり方が、コロナを通じて変えられている。この変化にコミットしていけるよう励まし、取り組んでいる」
新型コロナウイルス感染拡大から、いろいろなことを教えられるとも言う。「たった一人から始まったコロナ感染が、ヒトヒト感染だけで1年で9千万人近くまで拡大した。感染を抑えるには、緊急事態宣言発令によって実行再生産数を1以下に減らすことが重要だ。一方、パウロは使徒の働きで『まるで疫病のような人間』(24・5)と言われていた。世界中のユダヤ人の間に騒ぎを起こしているナザレの一派と目されていた。コロナには感染してほしくないが福音には〝感染〟してほしい。そして、福音の実行再生産数を増やしていく必要がある」、、、、、、

(この後、いかにどのように増やしていったかを語ります。2021年2月7日号掲載記事