がんと闘う少年が宛てた「かみさまへのてがみ」の奇跡
「神様、あなたは天国で星を見ることができる? 父さんはあなたが全ての星を作ったっていうんだけど…」。全米が泣いた実話をもとに製作された映画「かみさまへのてがみ」(監督・製作/デヴィッド・ニクソン、共同監督・脚本/パトリック・ドハティー、製作/キム・ドーソン)のDVD版(日本語吹替版、日本語字幕版)が2月、ライフ・クリエイションより発売された。
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家族や近所の人達の愛情に包まれながら、8歳にしてがんと勇敢に闘っていた少年タイラー。余命少ないタイラーが毎日欠かさずしていることは、神様に手紙を書くことだった。タイラーにとって神様は友だちであり、文通相手。宛先のない神様への手紙を毎日ポストに入れていた。
その手紙で変えられたのが、タイラーの手紙を受け取る郵便配達人のブレディ。アルコール依存症だった彼は妻と離婚し、愛する息子に会う権利さえ奪われていた。そんなすさんだ心のブレディはある日、タイラーの手紙を読むことに。タイラーの神様への祈り、友だちへの謝罪、そして「いつも寂しそうなブレディおじさんを神様が励ましてあげて」とお願いする。ブレイディの目から涙が流れた。そして彼の心と生き方を変え、近所の住民や街の人々の心もつないでいった。
信じ合うこと、愛し合うこととは何かを教えてくれる感動作だ。
ライフ・クリエイションでは「神様に手紙を書こう」キャンペーンを実施している。問い合わせはTel03・5341・6927、Eメールlk@wlpm.or.jp URL http://www.wlpm.or.jp/