【回顧と展望2021】大雪、土石流、豪雨災害に教会も支援
各地で自然災害が発生。
1月には北陸地方に記録的な大雪が降った。新潟県上越市高田では48時間降雪量が観測史上最大を記録。信徒が礼拝に来られない、会堂の引き戸が開かなくなるなど、地元の教会にも影響が出た。
7月には、東海や関東を中心に降った長雨により熱海伊豆山で土石流が発生。神戸国際支縁機構やオペレーション・ブレッシング・ジャパン(ОBJ)が支援開始。台湾基督長老教会から熱海土砂災害のための義援金200万円が静岡県に贈られた。
8月には九州北部、広島県などを中心に全国的に大雨が降り続き、土砂崩れや浸水被害が発生。九州キリスト災害支援センター(九キ災)は、浸水被害の大きい佐賀県武雄市にスタッフを派遣。地元教会が「佐賀災害支援教会ネット」を発足させ、九キ災と連携し支援活動を行った。その経過は九キ災の「豪雨災害情報共有会議」(オンライン)で随時報告された。
その他、3月には西日本豪雨災害(18年)の被災地・被災者支援のための施設「まびくら」が2年3か月の働きを終えた。熊本・大分地震から5年目を迎えた4月には、九キ災が「きなっせコンサート」を開催してYouTube配信。同月、全国ネットワーク「キリスト全国災害ネット」の第3回会合が開かれた。
(クリスチャン新聞web版掲載記事)