日本同盟基督教団理事会は7月9日、「みこころの天になるごとく地にも」と題し原子力発電にかんする理事会見解を発表した。福島第一原発事故が、今後の日本の原発政策に関して国論を二分する状況の中で、キリスト者として原発をどう考えるべきかを整理し、聖書信仰に立つ教団理事会として、「主イエスの私たちに対する愛のご命令の観点から」考察。原発は、神が人間に託した被造物管理の能力の限度を超えており、「隣人を愛せよ」との教えにも反するとして、原発が本質的に聖書に反することに気づきながら、便利さを貪ってきたことを神の前に告白し、「原子力によらない社会の実現するように祈り、発言し、行動するものでありたい」と表明した。

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