年々増え続けている児童虐待。日本では近年、子ども虐待で命を失う事件が年間60件近くにのぼるという。この児童虐待のない社会実現を目指し、2005年に日本で始まったのが「子ども虐待防止 オレンジリボン運動」だ。この活動に共鳴したのが、米ニューヨーク・ハーレム在住の音楽&イベントプロデューサー打木希瑤子さん(写真右)。打木さんは10月に来日し、19日から11月11日まで、ニューヨークの名ゴスペルディレクター、ダニー・イーソンさんを講師に、全国22か所でオレンジリボン運動支援のためのゴスペルワークショップを開催している。実は打木さんがこの運動を支援するきっかけとなったのが、自分自身の虐待体験だった。(中田 朗)

オレンジリボン運動公式サイトURL http://www.orangeribbon.jp/
ゴスペルワークショップ公式サイトURL http://dguj.web.fc2.com/

*ゴスペルワークショップ2012 11月の予定。1日愛知県名古屋市、2日新潟県新潟市、3日群馬県伊勢崎市、前橋市、4日長野県長野市、松本市、6日埼玉県さいたま市、7日神奈川県横浜市、8日東京・港区、9日東京・練馬区、10日東京・三鷹市、11日千葉県浦安市 公式サイト参照

写真下=福岡会場で10月20日開催されたゴスペル・ワークショップには、多くの人々が詰めかけた