世界宣教と福音理解に多大な影響を与えているローザンヌ運動が提示した世界の教会が直面する課題を、日本の文脈に適用し共に考えようと日本ローザンヌ委員会(金本悟委員長)が3年計画で開催しているシンポジウムの第2弾が、11月9日(土)13時30分縲・6時30分、東京・御茶ノ水の中央大学駿河台記念館で開かれる。

 テーマは「分断され、損なわれた世界にあって、キリストの平和を築き上げる」。パネリストに稲垣久和(東京基督教大学大学院教授、国際キリスト教福祉学科長)、木村葉子(ウェスレアン・浜松教会牧師)、松浦由佳子(開発コンサルタント)の各氏を迎える。稲垣氏はキリスト教哲学、公共哲学、公共福祉論の観点から、これらからの福祉と教会などに提言をしている。木村氏は元都立高校教員、キリスト教共助会会員で、文科省の推し進める「教育再生」は子どものニーズに逆行しているとの問題意識を持っている。松浦氏は社会開発、平和構築が専門で、援助機関職員として開発途上国支援に従事し、日本における難民支援にも携わってきた。

 教団・教派・団体の代表が参加するほか、若干の個人参加枠がある。参加登録はホームページ http://www.lausanne-japan.org/お知らせ/ から。
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またはTEL03-3722-5006(たていし)、090-8335-6486(よない)