福島のうめきに聴き、ともに歩む JEA宣教フォーラム開始
福島の今の声を聴き、うめきを共有し考え、祈ることを趣旨に日本福音同盟(JEA)宣教フォーラム福島が、福島県郡山市のビックパレッドふくしまで11月18日から開かれた。福島県キリスト教連絡会(FCC)、JEA宣教員会共催。
開会礼拝では、安藤能成氏(同盟基督・世田谷中央教会牧師、JEA理事長)が、「神に造られ、愛されている世界で」と題し、ローマ書8・18縲・4から語った。
「フクシマの声を聴く」と題した報告では、沿岸(浜通り)から金成孝悟氏(同盟基督・内郷キリスト福音教会牧師)、中央部(中通り)から、また放射能不安を抱える母子を代弁して山本真理子氏(福島HOPEプロジェクトコーディネーター)、会津地方から高橋拓男氏(ミッション東北・会津聖書教会牧師)が現状を伝えた。
主題講演では木田惠嗣氏(ミッション東北・郡山)が、福島の歴史と現状、課題を伝えた。女性、ユース、教会ネットワーク、カルト問題、国際協力などの分科会も開かれた。
公開講演では、朝岡勝氏(日本同盟基督教団震災復興支援本部事務局、ふくしまHOPEプロジェクト事務局長、徳丸町キリスト教会牧師)が「ともに歩む教会となるために」と題して語り、グループでのディスカッションがあった。