14日以降の熊本・大分地震の影響で、日本基督教団九州教区(梅崎浩二教区総会議長)の各教会では、会堂内備品の倒壊、破損があったほか、教師・信徒で避難所で生活する人々がいる。教会堂、園舎などで近隣を受け入れている所もある。
九州教区ホームページで情報発信している。 http://qsyu.tank.jp/index.html 
熊本県では震源地から近い錦ヶ丘教会では、外壁一部にひび、パイプオルガンの破損、講壇・聖餐卓の倒壊があった。礼拝堂を信徒・近隣の避難所として使用している。熊本白川教会は礼拝堂屋根瓦が散乱。幼稚園外壁が倒壊。会堂、園舎を近隣の避難所としている。武蔵ヶ丘教会では、信徒宅で家屋倒壊、車中泊などをしている。熊本草葉町教会では、会堂、幼稚園舎ないで備品が散乱した。

大分県では、別府教会で、会堂に一部亀裂。幼稚園舎を近隣の人々に避難所として提供した。別府不老町教会で、会堂外壁に亀裂。教会員宅で、家財が散乱。

物資および人的支援は、教区内で対応し、同教団各教会に対しては、救援募金を募った。

日本基督教団(石橋秀雄議長)では、15日に、熊本地震救援対策委員会を設置し祈りを呼びかけている。

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