[CSD]2002年4月14日《ヘッドライン》

[CSD]2002年4月14日《ヘッドライン》  = 1面 =
★アラブ・イスラム圏初の世界宣教会議——和解のカギ「平和の君」イエスを強調
★韓国:復活節に開眼手術——教会が募金、千人に実施
★若返る東京イースター——第40回講師に内村義宣氏
★NCC:アフガン大地震に緊急支援募る
★米国:パレスチナ国家建設を歓迎の教会組織も
★イスラエル:自爆テロで宗教間和平対話会議に影
★新連載<青天幕に射した光>[2]一緒にキリストの村を それが夢
★<落穂抄>W杯と在日問題と教会

 = 2 面 =
★卒業式で「国歌」拒否の教員ら——処分、配置転換、脅しに抗し
◎ジャパン・ミッション・ミュージック・スクール開校
★「平和の君」生誕の町に砲声と悲鳴——ベツレヘムから非暴力団体が実情訴え
◎日本ペンテコステ研究学会設立へ——4月20日に都内で公開シンポ
★<世界の出来事フラッシュ>米国、カナダ
★<論説>春、新生活に向かって——夢を実現する大切なこと 記・内川 寿造
★あかし文学賞:キャンドルの灯火[2] 作・島田 裕子

 = 3 面 全面広告=
☆ロバート・カヤンジャ聖会(4月25~30日)
東京(4月25~26日)、沖縄(4月27日)、東京(4月29~30日)

 = 4 面 特集・視覚障害と教会=
★私はどうして失明したのか——解決は聖書のことばにあった
★国立盲学校聖研OB「エルサレム会」——多くの信仰者を輩出
★盲ファミリーのバンド、教会・学校で公演依頼多数
★パソコンの音声ソフト駆使して牧会
★内外盲人ミッション、「光のミッション」に名称変更

 = 5 面 =
★人と出会い神と出会う——ヤベツの祈りのイメージで「FACE TO FACE」作曲
★不安定な中東情勢を懸念——イスラエル公認ガイドの榊原茂さん一時帰国
◎子どもたちのための祈祷会——東京・お茶の水で4月26日に開催
★ゴールデンウィークに宿泊特別パック——恵みシャレー軽井沢
★<召天>萩原 昭三氏(神戸カベナンター書店総支配人、73歳)
★<召天>水野 とし氏(基督兄弟団仙台教会副牧師、95歳)
★<召天>カール・マッキンタイア氏(米国ラジオ伝道師、95歳)

 = 6 面 生活のページ=
★<あの日のメッセージ>追い求めた幸せ 記・川人 妙子 ★<真っ向勝負>質問:家に帰らない友達、私は肩身狭い 回答者:小澤 由紀恵
★<今週の本棚>『忘れてならぬもの』三浦綾子著(日本基督教団出版局、1600円)
★<今週の本棚>『小さい者こそ大きい』森野 善右衛門著(1000円)
★<今週の本棚>『あの説教、いつ終わるの?』ロビー・キャッスルマン著(CS成長センター、1300円)
★<情報クリップ>催し情報ほか

ジャパン・ミッション・ミュージック・スクール開校=0204140202=

新入学の春。東京都台東区東上野に自前の5階建て新校舎が完成したJTJ宣教神学校(金奉任理事長、岸義紘学長、中野雄一郎国際学長)で4月1日、入学式があった。この日同校では、4月から協力校として開校した日本宣教演劇学校(西田正学長)とジャパン・ミッション・ミュージック・スクール(JMMS、小坂忠学長)の入学式も行われた=写真。JMMSには地方の各校や通信制を合わせて約50人が、宣教演劇学校には聴講生を含め4人が入学した。
 JMMSはニューミュージック出身でゴスペルシンガーソングライターの小坂忠氏を学長に、副学長のジョシュア・佐佐木氏はオペラ畑、大阪校校長の岩田隆子氏はクラシックの声楽家、広島校校長の日山かおる氏はパイプオルガンなど、広い分野にわたっている。
 入学式でJTJの岸義紘学長は「この学校は日本の教会にとって歴史的な学校。クラシックとコンテンポラリー(新しいスタイル)が一緒になること自体が少し前まで考えられなかった」と評価。コロサイ1章でパウロが福音のために労苦し奮闘している姿を示し、「クリスチャンは聖霊により頼み、努力は禁句という考え方があるが、音楽を専攻する皆さんはまず第一に、極限まで努力してほしい。教会の音楽は技術ではなくハートだというのは、技術を窮め尽くした人が言えること。教会の外の人が満足する技術を身につけてほしい」と激励した。
 小坂学長は、「日本の教会の礼拝が、音楽がもっと豊かになるように、教会に入ってきた人に、何か違うな、賛美がすばらしいなと言われるように、賛美の最前線を整えるビジョンを、一緒に広げていってほしい」と新入生に呼びかけた。
 宣教演劇学校の西田学長は、「演劇学校は4人(学生1人、聴講生3人)と数は少ないが、これまで教会で伝道の媒体としてあまり用いられなかった演劇を実際に見せることを通して、それを見た人から入学してくれる人が起こってほしい」と語った。

日本ペンテコステ研究学会設立へ−−4月20日に都内で公開シンポ=0204140204=

ペンテコステ運動に関するすべての学術分野、特に神学、社会学、歴史学における日本のペンテコステ・カリスマ運動についての知識を広げるために日本ペンテコステ研究学会(同学会設立委員会=中央聖書神学校教授ダビデ・ハイムス氏ほか3人)が設立される。
 4月20日に設立総会と共に公開シンポジウム「日本におけるペンテコステ運動の歴史」を開催する。パネリストは中央聖書神学校講師鈴木正和、聖学院大学講師シュー土戸ポール、駒沢大学文学部文化学教室教授池上良正、アンデレ宣教神学院教務主任万代栄嗣の各氏。会場は東京都豊島区駒込の中央聖書神学校。午前9時受け付け、参加費2千円。
 問い合わせ・参加は http://kirisutokyo.com/~jsps/ まで。

子どもたちのための祈祷会−−東京・お茶の水で4月26日に開催=0204140503=

「断食祈祷聖会実行委員会(三森春生実行委員長)は4月26日午後6時半から、「今に生きる日本の子どもたちの心の叫びを聞き、共に祈る」ことを目的に、こどもたちのための祈祷会を東京・千代田区のお茶の水クリスチャンセンターで開催する。
 講師は杉本玲子氏(単立・町田クリスチャンセンター教育主事)で、証しは関静子氏(福音キリスト教会連合・朝顔教会CS教師)。対象は牧師、神学生、CS教師、子育て中の信徒、子どもに重荷を持つ信徒など。入場無料。問い合わせはTEL03・3291・5035、FAX03・3291・5266、断食祈祷聖会まで。