東日本大震災から6周年を迎えようとしている3月7日、福島県では県内のキリスト教会合同の「3・11記念集会」(福島県キリスト教連絡会〔FCC〕主催)が、須賀川市堤字四戸内の須賀川シオンの丘で開かれた。放射能問題等で先行きが見えない中、FCCは2年前からふくしまHOPEプロジェクト、被災者担当、教会宣教協力、放送伝道を支える会、放射能問題と5つの形で活動を進めてきた。当日は各プロジェクトの経過報告と共に、震災から今日までの6年間の思いをそれぞれ分かち合った。仮設住宅の閉鎖や、スタッフの交代など、形の変化を余儀なくされている活動も報告された。また、今も震災当時の衝撃、痛み、悲しみを抱えながら生活する福島の人々の現状も分かち合われた。その後には、2、3人に分かれて祈りの時をもった。【中田 朗】
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