原典に忠実で「原文が透けて見える」翻訳として、多くの教会で公用聖書に採用されてきた『聖書 新改訳』の47年ぶりとなる全面大改訂翻訳『聖書 新改訳 2017』が刊行された。
聖書の中心性が見直された宗教改革500年をも記念する機会となった。

10月11日には、千代田区のお茶の水クリスチャン・センターで発表会が催され、報道陣に新訳の聖書の意義、変更点、特徴が紹介された。

翻訳編集委員長の津村俊夫(旧約聖書学者、聖書宣教会・聖書神学舎教師、専門はウガリット学、古代オリエント学)、旧約主任の木内伸嘉(旧約聖書学者、東京基督教大学教授・元学長、専門はレビ記)、新約主任の内田和彦(新約聖書学者、専門は福音書)、日本語主任の松本曜(言語学者、神戸大学教授、専門は意味論)の各氏が解説した。

23日午後7時には大阪市の大阪クリスチャンセンターで、クリスチャン新聞50周年企画として、出版記念セミナーを開く。講師は内田氏。

30日には出版記念セミナーをお茶の水クリスチャン・センターで午後6時30分から開催する。講師は津村氏。

教会備え付け用などの需要が多い中型スタンダード版に続き、大型スタンダード版、小型スタンダード版など各形態の聖書を順次発売の予定。パソコン向けのJ−ばいぶる、スマートフォン、タブレット向けのアプリ、電子書籍などもリリースする。予約注文はキリスト教書店で。
問い合わせTEL03・5341・6920、いのちのことば社。
特設サイト
https://www.wlpm.or.jp/2017/

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