コイノニアの“力(ダイナミズム)”を体験 JCE6開催地・神戸の「宣教インフラ」作り進む
コイノニアの“力(ダイナミズム)”を体験 JCE6開催地・神戸の「宣教インフラ」作り進む
2016年9月27日から30日にかけて開催される第6回日本伝道会議(JCE6)に向けて、開催地神戸ではすでに「宣教のインフラ」作りの働きが進んでいる。今回の日本伝道会議では、大きな特徴として「アナロギア」(地域の宣教ネットワークとなる6つの専門委員会)、「プロジェクト」(日本伝道会議で取り扱われる具体的な宣教課題)、「コイノニア」(テーブルトークのために8人ごとに分けられる小グループ)という三本柱が掲げられている。
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3月12日、この日は神学アナロギアと開催地コイノニア委員会によるプレ集会、「これでいいの?教会の交わり! “コイノニア”を神学したら伝道が見えてきた!?」が開催され、会場となった日本ナザレン教団神戸平野教会には、諸教会から73名の牧師・神学生・信徒が集った。集会では、参加者が講演を聞くというだけでなく、JCE6本大会で行われる通りのコイノニア小グループが講演の前後に行われ、参加者は互いに分かち会うことを通して、講演の内容がより個別的・具体的に深められていくことを体験することができた。
講演では、まず、コイノニア委員の岩上祝仁氏(インマヌエル神戸教会牧師)が、聖書的なコイノニア(交わり)の必要性と方向性を提示し、次に、神学アナロギア委員の正木牧人氏(神戸ルーテル神学校校長)より「教会で起こる神の業としてのコイノニアによってこそ神の愛が拡大する」というコイノニアのダイナミズムが示された。参加者にとって、「交わり」に関する多くの気づきと励ましを与えられると同時に、9月の本大会に向けて、より大きな期待と奉仕参加へのチャレンジを受けた機会となった。
開催地神戸では、9月の本大会に向けて「宣教」「神学」「社会」「援助協力」「女性」「青年」の各アナロギアによるプレ集会が行われる。
(レポート・大澤恵太=神戸神学アナロギア委員、日本フリーメソジスト桜井聖愛教会牧師)
○JCE6分科会プレ集会 いのち・性の大切さ語る人育てる 「クリスチャンだからこそ語らなければ」 2016年01月24日号 6面
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