6月5日号紙面:社会責任を伴う福音宣教 ローザンヌ運動の実を次世代へ
1974年スイス・ローザンヌでの世界宣教会議で採択した「ローザンヌ誓約」が、世界の教会に宣教・福音理解で多大な影響を与えてきたローザンヌ運動が開始されて40年余り。受け渡されてきたバトンを、さらに次世代に継承していこうと、日本ローザンヌ委員会(倉沢正則委員長)が5月21日、東京・千代田区のお茶の水クリスチャン・センターで「オープンフォーラム」を開催した。1989年フィリピン・マニラでの第2回、2010年南アフリカ・ケープタウンでの第3回ローザンヌ会議など多くの宣教会議に出席し、自身40年にわたる宣教師経験から世界宣教の現場に詳しい福田崇さん(世界ウィクリフ同盟霊的大使)が発題。日本で多様な宣教の働きをしている30代を中心とした3人が応答した。今年8月には、国際ローザンヌ委員会が世界から2千人の次世代を集めてヤンガー・リーダーズ・ギャザリング(YLG)を開催、日本から17人が参加を予定している。【根田祥一】