戦争体験について世代をこえて交流し、戦争責任を問い続け、平和に寄与することを目的とする日本戦没学生記念会(わだつみ会)は、12月1日東京・新宿区の早稲田奉仕園スコットホールで映画「学徒出陣」(日本ニュース、1943年)の上映会と講演会を開いた。

 講師は、渡辺信夫氏(牧師、1943年に学徒出陣・海軍入隊)、「学徒出陣70年―いよいよ深まりゆく日本の闇の中で、なお希望を失わずに」と題し、従軍体験と、東日本大震災後に感じた「第2の敗戦」について語った。

 伊東乾氏(作曲家・指揮者、東京大学大学院情報学環作曲指揮研究室准教授)が、「きけわだつみのこえ」の詩や関連の詩について、作曲の経緯を解説しながら、披露した。

 わだつみのこえ記念館(文京区本郷5丁目29-13赤門アビタシオン1階)では、12月10日まで企画展「戦没学生の遺稿にみる『特攻』」を開催している。

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