阪野
京都YWCA(京都市上京区)と関西セミナーハウス活動センター(京都市左京区=2016年度修学院フォーラム「福祉」第1回)共催の「子どもの貧困 社会的養護の子どもとその支援について考える」が、6月11日に京都YWCAで開かれた。講師は大阪成蹊短期大学幼児教育科准教授の阪野学さん。
社会的養護とは、親が養護できない子どもたちを国や地方自治体の公的な責任で養護すること。現在日本で社会的養護を必要としている子どもは約4万6千人。多くは、身寄りがない子どもではなく、社会的養護が被虐待児の受け皿となっているという現実がある。阪野さんから貧困、虐待の増加等子どもを取り巻く社会状況、社会的養護の現状と課題を聞き、そこに「私たちができることは何か」を探った。

6月26日号6面

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