WEA(世界福音同盟)の次期総主事に、JEA(日本福音同盟)を含めAEA(アジア福音同盟)から推薦していたフィリピン福音主義協議会(PCEC)総主事のエフライム・テンデロ氏が選出された。1月23日付けでWEAが発表した。3月から任期は5年。
 「世界中の福音的な教会指導者から与えられた信任を謹んでお受けします。これは非常に大きな仕事です。この働きに私を召した全能の神が、私にこの厳粛な務めを果たすための知恵、恵みを与えてくださることを心から信じ、信頼します」。テンデロ氏はPCECと同時に、貧困者のホーリスティックな支援をするPhilippine Relief and Development Servicesの代表など各種の団体で重職を担う。妻と4人の子、2人の孫がいる。
 JEA総主事の品川謙一氏は「現在のWEAの基礎を築いたのは同じフィリピン出身でWEF(旧世界福音同盟)総主事を務めたジュン・ベンサー氏であり、アジアからのリーダー選出は2人目。JEAおよびAEAはWEAの次の時代を担うリーダーとしてテンデロ氏が選出されたことを歓迎しています」と述べた。