与党(自民党・公明党)が議席の3分の2を取れば、改憲発議が可能になるという第24回参議院議員通常選挙(参院選)を10日後に控えた7月1日、緊急連続セミナー「この国はどこへ行くのか 日本と宗教ナショナリズムを巡って」(特定秘密保護法に反対する牧師の会主催)の第1回目(全3回)が、東京・千代田区神田駿河台のお茶の水クリスチャン・センターで開催。ヨハネ黙示録の専門家で『小羊の王国』(いのちのことば社、6月に全面改訂版発行)の著者もある岡山英雄氏(日本福音キリスト教会連合東松山福音キリスト教会牧師)が、「ヨハネ黙示録13章とこの国─権力が《獣化》するとき」と題して講演。「今は全世界の情報が一元的に管理され、巨大監視システムは構築されている時代。様々な国難、試練がある。しかし、どんなに権力は獣化していても、私たちには最後まで立ち向かう希望の力が与えられている。初代教会がローマの巨大権力に勝利したように、闇の力が覆う現代でも、希望を捨てることなく立ち向かえる」と結んだ。 【中田 朗】
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