憲法9条にノーベル 受賞ならずも 「憲法が憲法である限り取り組み続ける」
10月7日の日本時間の午後6時、2016年度のノーベル平和賞にコロンビアのフアン・マヌエル・サントス大統領の受賞が発表された。憲法9条を保持する日本国民や9条関連の候補者の受賞は今年も受賞にならなかった。
受賞発表を受け、「憲法9条にノーベル平和賞」共同代表の鷹巣直美さんは「受賞はなりませんでしたが、ここに72万58筆の署名をしてくださった皆様、推薦人になってくださった皆様、韓国をはじめマレーシア、コスタリカなどこれまでご支援くださった世界中に皆様に感謝と御礼を申し上げます」と述べ、「戦争の絶えない世界の中で、戦争の放棄を定めた憲法9条を世界に輝かせる、人類未踏の軍事力によらない平和の実現に向けて貢献していくことを願い、憲法が憲法であるかぎり取り組みを続けます」と、決意を語った。