大阪府堺市のチャペル・こひつじ(鷹取裕成牧師)に、京都の骨董品収集家(故人)の元にあった踏み絵が譲られた。同教会の信徒、上田悟さんが形見分けでもらったもので、上田さんは「貴重なキリスト教遺産なので主のために用いてほしい」と、教会に献げた。
踏み絵はキリスト誕生の光景を彫刻した金属板(約縦14×横10㌢)を、約縦26×横20㌢、厚さ約3㌢の木の板にはめ込んだもの。多くの人に踏まれて磨滅したのか、彫刻された聖母子や周囲にひざまずく人々の表情は不明だ。(1月22日号で詳細)
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