CCC、春キャンプでアウトリーチ 「キリスト教の印象聞かせてください」
学生宣教団体の日本キャンパス・クルセード・フォー・クライスト(CCC)の全国春キャンプが3月4~7日、東京・八王子市の大学セミナーハウスで行われた。学生とスタッフら160人が、「恵みの旅路」のテーマで、学びと交わりを深めた。
キャンプ3日目の午後はアウトリーチを行った。会場から出て公共交通機関や車に分乗し、二人一組で街へ散って行き、声をかけて回った。
記者は、国際基督教大学3年生の関雄一朗さんと、スタッフのフィリップ・ブルーワーさんに同行。一日30万人超が乗降するターミナル駅から、大規模な都市公園や商業施設のある新しい街区へ、歩を進めた。
声かけの内容は以下のようなもの。全国の大学のクリスチャンサークルでキャンプをしていること、キリスト教への印象についてインタビューしていることを伝える。ここで断られなければ、身の回りにクリスチャンがいるか、聖書を見たことはあるか、といった質問に進む。そして、トラクトを見せ、一緒に読んで印象を聞かせてください、と提案する。
路傍伝道は初めての関さんだが、自身の研究で聞き取り調査をした経験があるという。〝アポ無し〟という違いもあり、最初の一声には神経を使ったが、話し始めれば相手の警戒感も少し和らぐ自然な雰囲気で、一時間で7人ほどに声をかけた。道中、他のグループが声かけをしているのを見かけると、彼らのために祈りながら歩いた。
声かけの場所を探し歩く
声かけをする関さん
〝神様に委ね出ていく勇気〟
最後は互いのグループの状況を報告しあった、、、、、
報告と祈りの時
(2025年03月23日号 04面掲載記事)