【CJC】フィリピンの邦字紙「まにら新聞」によると、太平洋戦争時、旧日本軍が侵略し多くの犠牲者が出たアジア各地をめぐり、償いについて講演を続けるプロテスタントの聖書学者、村岡崇光氏(78)の講演会が2月5日、首都圏マカティ市レガスピのマニラ日本語キリスト教会で開かれた。戦争という過去を忘れず、向き合っていく重要性を訴えた。
 村岡氏は2012年、「戦場に架ける橋」の舞台、クワイ川鉄橋を初めて訪れた。「あなたたちを許すが、決して忘れない」と英語で刻まれた碑を見て、「これは聖書の教えそのものだ」と感じたという。「犯した罪を神の前で処理することをうやむやにしたら、自分のクリスチャンとしての存在意義がなくなる」と自身の旅の意義を語った。(3月5日号で詳細) *写真は2015年ソウル謝罪の旅の時のもの。
謝罪・村岡1
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