「五重苦の十字架」原発事故自主避難者の住宅無償提供打ち切り前に 「避難の協同センター」会見
「地震、津波、原発事故に加え、国が事故を無きものとしようとする四重苦、さらに社会の無関心という五重苦の十字架がある」
東京電力福島第一原発事故から6年。
自主(区域外)避難者は、災害救助法に基づき供与されている、「みなし仮設」(借り上げ民間賃貸住宅や公営住宅など)に入居しているが、住宅無償提供の期限が本年の3月末に迫る。
自主避難者の支援をしている「避難の協同センター」は2月21日に記者会見を開き、避難の実態と課題を伝えた。
同センター世話人代表で、公益財団法人賀川事業団雲柱社理事長の加山久夫氏は、本紙のインタビューに「市民として、キリスト者として問題に取り組んでいる」と述べ、キリスト教会の関心を求めた。
【関連記事】
○福島を忘れない 酪農家、避難者、保養支援者、NGOスタッフ、研究者ら2016年3月11日
○賀川夫妻の思想と活動紹介 シンポ「震災後の日本における宗教的ミニストリーの理論と実践」2015年3月17日
○憲法、アジアの和解、歴史を考える 隅谷三喜男記念会 姜尚中氏講演2014年5月3日
▽週刊クリスチャン新聞は電子版も配信(毎号発行日前々週の金曜日)します▽
電子紙面版http://kotobasha.e-manager.jp/
一部の記事を閲覧できる「無料版」、すべての記事を閲覧できる「有料版」があります。 有料版では紙面版、ウェブ版、オンラインHP http://クリスチャン新聞.com/(速報なども含む)のすべての記事、バックナンバーの閲覧、情報ブックweb版http://クリスチャン新聞.com/jb/の利用ができます。