映画「はたらく」都内で試写会 障害のある人を主人公に働くとは何か問う
ロゴスフィルム最新作第4弾の映画「はたらく」(齋藤一男監督)メディア・招待者向けの試写会が7月1日、東京・中野区東中野の東中野キングスガーデンで行われた。主人公は福祉作業所の利用者として働いていて、自閉症の障害をもつ長田翔平さん。作品は、翔平さんと齋藤監督、出演者の俳優たちと一緒に映画製作していく過程と、実際に完成した映画の二本立てで、ドキュメントとフィクションが同居している、今までにない映像だ。「知的障害のある方々と関わらせていただき、多くのことを考え、学ばせていただいた。その一つが『働くこと』。知的障害者の働く姿は、すべての人において『希望』であると確信する。知的障害のある方の働く姿を映画という手段で表現し、知的障害のある人のすばらしい才能や個性を多くの人に知ってもらい、その才能を生かしたいと思う方が起こされれば」と、齋藤監督は語る。8月5日には一般有料試写会も行われる。URL http://www.logosfilm.jp