7月の第3月曜日は国民の祝日の「海の日」。この日を「産みの日」とし、産みの喜びを分かち合い、妊娠中絶を合法とする社会が「いのちの文化」に向かうことを求めて歩く「マーチフォーライフ2017」(同実行委員会主催、小さないのちを守る会・Taihiban協力)が17日、都内で行われた。今年で4回目。
 マーチには、プロライフ(生命尊重)に共鳴するプロテスタント、カトリックの信者をはじめ約120人が参加。今回は中央区明石町のカトリック築地教会を出発し、日本橋、八重洲、銀座を歩いて日比谷公園までのコース。出発前、スタート地点のカトリック築地教会でミサを行った後、午後4時に出発。34度の炎天下だったが、「LIFE YES!」「産みたい!を支え合う社会へ」「中絶やめよう」などのうちわを持ちながら、笑顔で行進した。実行委員会の池田正昭さんは「参加者は2年前より倍ぐらいの人数。ミサがあったことでマーチそのものが本当に祈りの行進になることができた」と感謝した。(7月30日号掲載)