日本国際飢餓対策機構(JIFH)の報告によると、ミャンマーのラカイン州北部で起きた暴動行為により、隣国バングラデシュに逃れるミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャの人々が急増。昨年8月25日から推定65万人に上り、うち55%が18歳未満の子どもだ。大半は徒歩でジャングルに隠れながら山や川、海を渡り、水も食糧もなく、体調を崩し弱り切った姿で国境を越えてくるという。
 FH(飢餓対策機構)バングラデシュは現在、パートナー団体と共にバングラデシュのコックスバザールのロヒンギャ難民とその受け入れコミュニティーの住民40万人あまりを支援するため、健康と衛生状態改善に取り組んでいる。
 JIFHでは、ロヒンギャ難民緊急支援として150万円の募金を呼びかけている。【郵便振替】00170・9・68590 日本国際飢餓対策機構(記入欄に「ロヒンギャ難民」と明記)。ウェブサイト(URL http://www.jifh.org)から直接クレジットカード決済が利用できる。
 ロヒンギャ難民緊急支援に関する問い合わせはTel 072・920・2225、Tel 090・6676・9330(JIFH広報)。(2月18日号で詳細、写真提供=JIFH)