今年8年目22回数えたラブ・ソナタを振り返る ラブ・ソナタ日本宣教フォーラム開催
韓国ソウルオンヌリ教会のハ・ヨンジョ牧師(故人)のビジョンで始まった、オンヌリ教会と地域教会の祈りと協力で開催されてきた韓流文化伝道イベント「ラブ・ソナタ」。2007年3の沖縄大会を皮切りに、今年4月の京都大会まで日本全国21か所(沖縄2回)で開催。協力教会は1853教会、参加者73328人(うち日本人82%)、決心者は2757人に上る。今後も大分、岡山、大阪(2回目)で開催予定だ。
日韓教会の協力によるラブ・ソナタの働きを振り返り、その成果と課題を検証すると共に、今後の方向と戦略を分かち合う「ラブ・ソナタ日本宣教フォーラム」(オンヌリ教会宣教本部、ラブ・ソナタ日本全国実行委員会主催)が6月26、27日、東京・港区台場のホテル グランパシフィックで開催。宣教フォーラムセッションには永井信義氏(ミンション東北・東北中央教会牧師)、中村敏氏(新潟聖書学院院長)、ムン・サンチョル氏(韓国宣教研究員院長)が立った。特にムン氏は、約6か月の間にラブ・ソナタに関わった韓国人と日本人の牧師、信徒ら107人にインタビュー。その結果を「トランスフォーメーション的な状況下:日本宣教の統合的なアプローチ」と題して発表し、「韓国の教会と日本の教会が協力することはそれぞれの欠点を補い合え、より力強い宣教を行うことができるようになる」と総括した。
また、各地域の日本側のラブ・ソナタ実行委員会の牧師らは、一様に「ラブ・ソナタのおかげで教会間の関係がより緊密になり、地域の教会協力がさらに前進した」とその成果を証ししていた。