2018年12月7日、沖縄県宜野湾市の普天間基地から米軍ヘリからのものと見られる部品落下事件が起きてから2年がたつ。

規定ルートから外れているにもかかわらず、いまだ事件が起きた緑ヶ丘保育園上空を米軍ヘリが飛んでいる現状だ。

今年12月5日には沖縄県金武町で、米軍の照明弾が落下する事件があり、危機感が再び訪れた。

保護者、園長、保育士らによって、事件を機に結成された「チーム緑ヶ丘1207」は、米軍機が園上空飛行をしないことを求めている。6日は同チームが上京し、外務省、防衛省、警察庁に対する要請を東京・千代田区の参議院会館で実施した。

政府側からは「米側へ粘り強く申し入れる」「調査中で、米軍ヘリから落下したかは特定できていない」などの答弁が繰り返された。

保育園側からは「2年間何をしていたのか」「子どもたち今日明日の危険にさらされている」「誠意を見せてほしい」「米軍に強く言えないのか」「私たちには変える力がない。だから要請している」という不信の声が上がった。沖縄及び北方問題に関する特別委員会の議員などからも各省庁に経緯報告を要請した。

要請後報告集会を実施。7日午後1時には文京区の日本基督教団西片町教会でも報告会を実施する。

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