(写真提供=ハンガーゼロ)
 国連の統計では、2018年の飢餓人口は8億2千万人以上、飢餓の蔓延率が高いアフリカでは約2億6千万人、特に東アフリカでは人口の30・8%が栄養不足に苦しんでいるという。
 アフリカの人々の必要に少しでも応え、自分たちの力で歩めるようにと願い支援を続けてきたハンガーゼロ(日本国際飢餓対策機構)は、クリスマス募金の協力を呼び掛けている。
 募金は南スーダンのマブイ小学校の給食支援、エチオピアのエイズ孤児と極貧家庭の子どもへの支援、ケニアの学校の設備改善(トイレ、貯水タンクなど)と子ども給食支援、ルワンダの小規模農家の就任改善のための農業トレーニングや子どもの学費支援、コンゴ民主共和国の持続可能な地域開発とリーダー育成、孤児院の給食支援など、モザンビークのサイクロンで破壊された学校の再建のために使われる。
 【募金窓口】▽郵便振替00170・9・68590、一般財団法人日本国際飢餓対策機構(記入欄に「クリスマス募金」と明記)▽クレジットカードでの募金はハンガーゼロ公式サイト(URLhttps://www.hungerzero.jp)から。期間は12月から翌年1月まで。問い合わせはtel072・920・2225(大阪事務所)。