先手打って準備 混乱を最小限に 大阪女学院中学校・高等学校

 大阪女学院中学校・高等学校(大阪市)では先手を打って準備を進めることで混乱を最小限に抑えた。2003年春のSARS流行時に近隣のホテルに宿泊していた外国人旅行者の感染が判明し、最悪の場合、地域が封鎖されて学校機能が完全に麻痺する可能性があったことをきっかけに危機管理体制の強化に着手。伝染病だけでなく自然災害や犯罪、原発事故などを想定した危機対策マニュアルの策定に取り組んできた。
現在では、たとえ学校に集まれないような状況が生じたとしてもインターネット上のクラウドとネットワークを最大限に活用して対応できる体制が構築されているなど、発生後72時間の初期対応についてはすべてマニュアル化されている。、、、、、

4月5日号掲載記事