2015年07月12日号 8面

○今聞く者が問われている

戦後70年がたち、戦争を実際に体験した者が数少なくなる中、私たちは何を聞き、何を次の世代に伝えていかなければならないのか。いや、そのような行為自体が、戦争の風化とともに、いずれ不要になってしまうのか。まずは、耳を傾けるところから始めたい。

戦時中、旧制中学時代に沖縄大空襲を経験し、戦後疎開先から戻った後献身し、沖縄の地で50年以上伝道牧会に携わってきた、城間祥介さん(沖縄バプ連盟・普天間バプテスト教会協力牧師)に、2回にわたって話を聞く。

【髙橋昌彦】

○皇民化教育のただ中で      城間祥介さん
城間さん、ご自宅の居間で