キリスト教婦人矯風会がオンライン講座 ウィズ新宿と共同開催 DV加害者は変われるのか

YouTube限定配信によるオンライン講座「DV加害者は変わるのか」が2020年11月、DV被害者を中心に国籍を問わない女性と子どもの緊急避難施設「女性の家HELP」を運営する日本キリスト教婦人矯風会と、新宿区男女共同参画推進センター(ウィズ新宿)との共催で開催。11日から17日まで動画が公開された。
講師はDVのない社会を目指して活動している民間団体「アウェア」代表の山口のり子氏。山口氏は、DVは力で相手を思い通りにすることであり、自分は正しいと思い込んでいる、特権意識を持っている、女性を見下す意識を持っている、などの特徴を挙げた。DV加害者プログラムでは、グループで行う教育と訓練により、相手を支配するために「選択」した行為に気づかせ、価値観を変え、DVの結果に向き合って責任を取らせ、相手を尊重する方法学を学び実行することを行っていると語った。「グループだと、自分を客観的に振り返られる、相手の立場、痛みに気づくことができる」とも語った。URL https://aware-jp.com/