「中絶やめよう!」「小さないのちを守ろう」笑顔で訴え 今年もマーチフォーライフ
「人口を増やすな。子どもを増やすな」の大号令のもと、世界に先駆けて中絶を認めた優生保護法(現・母体保護法)。2013年の厚生労働省統計によれば、人工妊娠中絶数は18万6千253件だが、未届け数と闇中絶を加えると、年間350〜500万に上るという。7月12日、Prolife jp(池田正昭代表)と小さないのちを守る会(辻岡健象代表)の協力で、中絶反対を歩いて訴える「マーチフォーライフ」(いのちの行進)は、第一回目の昨年に続き都内で行われ、辻岡さんなど80歳を超えた高齢者、大人、青年、子どもたち合わせて約80人が参加。炎天下の中、参加者は「中絶止めよう」「小さないのちを守ろう」「うむのがハッピー」などと書かれたうちわを持ち、中央区日本橋兜町の坂本町公園から千代田区の日比谷公園まで約1時間、笑顔で歩き続けた。