出入国管理局(入管)収容者を覚えて祈るズームセッション「入管収容者方を覚えて」(日本福音同盟宣教委員会異文化宣教ネットワーク主催)が7月28日、オンラインで開催。入管収容者との面会活動を行っている牧師や、被収容者への支援に重荷のある牧師らが顔を合わせた。【中田 朗】

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当日は渡辺聡氏(東京バプテスト教会〔TBC〕ミニストリー牧師)が、TBCの面会活動について報告した。

「入管法の定めでは帰る目処が立つまでの一時収容だが、一時どころか長期収容でいつ出られるか分からない。難民申請を続け不許可になりながら日本で生活している仮放免者が非常に多い。彼らはかなりのストレスを受けており、本当に希望を失った状態だ」、、、、、

出所はできたが、仕事ができず、健康保険に入れず、移動制限があり、2か月に1回は入管に出頭しなければならない仮放免者らへのケアを、教会のネットワークでできないか、と提案した。

2021年8月8日号掲載記事