8/2紙面:横浜における戦後の福音宣教 GIゴスペルアワー/ユース・フォー・クライスト
写真=GIゴスペルアワーの様子(センド国際宣教団提供)
日本のプロテスタント宣教のルーツは、幕末のペリー来航にまでさかのぼるが、1945年の敗戦も、それを契機に多くの宣教師、宣教団が来日して宣教活動を展開したことを考えれば、第2のルーツとして記憶されるべきであろう。特に占領軍の指令部が置かれ、市街地の大半が接収された横浜は、一方でアメリカ文化がいち早くもたらされた地として知られるが、キリスト教も同様に、多くの米軍兵士によってもたらされた一面がある。横浜における、そんな戦後の福音宣教の一端を、センド国際宣教団(鈴木ポール理事長)が1985年に発行した『GIゴスペル・アワー、「青年をキリストへ」の四十年史』より紹介する。