「感動で終わらず生き方問われる」三浦綾子読書会20周年

長谷川さん

2001年7月に始まった三浦綾子読書会は、25日の三浦綾子生誕100年にあわせ、「三浦綾子読書会20周年記念集会」を4月23日午前にオンラインで開催した。

込堂さん、中村さん、正田さん

祝辞では旧三浦綾子・光世夫妻住居で始まった旭川めぐみキリスト教会元牧師の込堂一博さん（読書会相談役）が、三浦綾子の思い出と読書会の草創期や意義を話した。

読書会朗読部門講師でナレーターの中村啓子さんは、朗読を通じて三浦綾子文学と信仰に触れた人たちのエピソードを紹介した。

読書会運営委員の正田早苗さんは『塩狩峠』との出会いから、三浦夫妻との交流、急逝した夫で牧師の眞次さんにも触れ、読書会の働きへの思いを語った。

水戸晃さん（広島、東広島読書会世話人）が「三浦綾子読書会の歌」を披露した後、長谷川与志充さん（三浦綾子読書会発起人、読書会顧問）が読書会発足からの経緯と今後への期待を述べた。発足時の思いとエピソードから読書会の国内外での展開、組織化、多様な取り組みを紹介。「本を読んで感動して終わりではなく、生き方が問われる」と勧めた。

詳細は紙面で。

午後には「三浦綾子生誕100年記念集会」を開催する。

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