青森3・11集会 福島県の原発事故被害者を招く疎開プロジェクトを準備
3.11あおもり教会ネットワーク主催の3.11報告会が11日、青森市造道のJECA・青森福音キリスト教会で開かれた。テーマは「絶望から真の希望へ」。説教は織田信明牧師(JECA・黒石福音キリスト教会)は「主からの報い」と題してマタイ6章1縲怩S節から、「私たちは何をするにも天の父の報いを期待してやるべきであり、信じている私たちはすでに受けている。それは罪の赦しと永遠のいのちだ。その喜びで私たちは奉仕、ボランティアをする」と語った。
浜田献牧師(同盟基督・青森シオン教会)が同ネットワークが出動した8回の支援活動を報告。パイプオルガン建造家でもある五十嵐賢志牧師(JECA・五所川原福音キリスト教会)は、津波で甚大な被害を受けた日基教団・新生釜石教会のリードオルガンを修理しており、それによって復興オルガン演奏を披露した。
保守バプ・ふるさとキリスト教会浪岡チャペルの中島恭子牧師は仙台キリスト教連合 被災支援ネットワーク(東北ヘルプ)を通して、ゴールデンウィークや夏休みに予定する福島県の原発事故被害者を招く疎開プロジェクトについて報告と支援の呼びかけをした。3・11いわて教会ネットワークを通して大船渡市で現地スタッフとして支援活動をするJECA・つがる福音キリスト教会のマイカ・ジェントさんからは働きの報告と証しがあった。
同ネットワーク代表の菅野淳一牧師(青森福音キリスト教会)は祈祷課題として、「福島から原発事故被害者を招くプロジェクトで、どのように受け入れるのが良いのか知恵が与えられるように」と願う。
写真上=中島牧師
写真中=報告会の様子
写真下=修理した新生釜石教会のリードオルガンを引く五十嵐牧師
(写真はすべて織田信明氏提供)