10月20日に大阪市の東成区民センターで開かれた第3回キッズ・ファミリーフェスティバルで、昨年に引き続き、東日本大震災の被災者に靴下とカードを贈る「クリスマスギフトパック」が持ち寄られた。
同フェスティバルは「子ども達とその家族の救いと霊的成長を目的とした集会」「クワイヤー、ミュージカル、ダンスなど、子ども達も舞台にあがれる参加型の集会」「受けるだけでなく、参加者も与える側になれる集会」を理念に続けられてきた。
今回も大人も子どももクリスマスの贈り物を通して「与えられる幸い」をかみしめながら、思い思いの靴下とメッセージカードをラッピングして「被災地の方々に届くように」と、祈りを込めて持参した。当日、会場受付に用意された大きな4つの箱は、たちまちたくさんの「ギフトパック」で満たされていった。322個も集まったこれら’愛の贈り物’は、キリスト教ボランティア団体「3.11いわて教会ネットワーク」を通して本格的な寒さを迎えつつある東北被災地の人々に届けられる。
キッズ&ファミリーサポートミッション委員でJEC・国分福音教会牧師の丸本浩氏は集会レポートの中で「被災地の方々が今もなお、多くの必要を覚えておられると言う事、そして多くの方々がそれに対して自分達のできる何かをしたいと願っておられるという事は、震災後1年半以上が過ぎた現在でも変わっていないように思えます。今回、クリスマスギフトパックが少しでもそのふたつの思いを結びつける橋渡しとなれたならば幸いです。またこれからも『受けるよりも与える方が幸いである』というイエス様ご自身の教えが、このフェスティバルにDNAのごとく組み込まれたものとして、継続して行く事ができればと願っています」と、贈り主への感謝を込めて述べている。
       (丸本浩氏のレポートから)