JECA(日本福音キリスト教会連合)北関東地区運営委員会は12月4日、「原子力発電に関する見解」を公表した。見解は「私たちは原発が被造物としての人間の限界を超えた技術であり、それがもたらすさまざまな問題のゆえに、原発に依存しない社会の建設をめざしたいと思います」として、1根源的な危険、2事故の危険、3通常運転の危険を挙げ、聖書に基づいた生き方について次の3項目の決意を示した。①安全神話に欺されない ②節度ある生活③新天新地の希望。

 先の各項で、1根源的な危険では「神による世界管理への命令違反」、2事故の危険では①人為的事故②天災による事故、3通常運転の危険では①放射性廃棄物の産出②労働者の被曝③地域社会の崩壊④核兵器への転用⑤環境への影響、を挙げた。