単立・仙台ラブリ聖書教会(仙台市若林区上飯田)の牧師だった藤本光悦氏から暴力や暴言を受け、鬱病を発症したとして、同教会の訓練生だった男性元信徒が藤本氏を相手取り1100万円の損害賠償を請求していた民事訴訟で、仙台地方裁判所第1民事部は2月27日、被告の不法行為に基づく損害賠償責任を認め、140万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
 荒谷謙介裁判官は、原告に対する暴行、暴言の事実および鬱病発症との関連を認定し、「被告の言動は社会的相当性を逸脱しており、違法と評価すべきもの」との判断を示した。(根田祥一)