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ロウソクの光が平和を思い起こさせ、賛美の歌とベルが希望の音を響かせる。

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2015年は、戦後70年。記念の様々な催しや取り組みが実施される一方、現実社会では、テロ、紛争、貧困、環境破壊、不正、憎悪や敵意による対立や排斥があらわになった。日本も安全保障政策の転換に踏み切った。

平和を求めクリスマス前の街を行進する「キャロリング・フォー・ピース2015」が、12月18日、東京・千代田区の聖公会・神田キリスト教会で開かれた。

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同教会からJR秋葉原周辺を平和をテーマとした賛美歌を歌いながら巡った。1999年に始まった同キャロリングは、今回で17回目となった。

行進の前には、賛美歌と交読による祈り。暴力や不正、貪欲や敵意、権力への依存、さらにそれらへの無関心について、悔い改めの祈りをした。

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クリスマス降誕劇のペイジェントも行われ、会衆が朗読と飾り付け、クリスマス賛美歌に参加。イエス・キリスト降誕の背景にあった世界の対立や疎外、不安の状況と現代の諸問題が重ねられ、キリストに救いと希望の価値を確かめた。