漫画「美味しんぼ」で「福島には住めない」などの表現が論議を呼ぶ中、今週土曜日に「フクシマを共に生きる」出版記念・祈りのフォーラムが東京都心で開かれる。昨年11月に郡山市で「宣教フォーラム・福島」を開催した日本福音同盟(JEA)宣教委員会、福島県キリスト教連絡会(FCC)が、災害救援キリスト教連絡会(DRCnet)と共催で、福島の再生に苦闘する現地教会関係者らを東京に招く。

 会場は千代田区神田駿河台のお茶の水クリスチャン・センター(OCC)8Fで、午後2時から4時30分まで。講演はFCC代表の木田恵嗣氏が「福島が直面していることとこれからの課題」について、会津放射能情報センター代表の片岡輝美氏が「子ども・女性たちと放射能」について話すほか、現地スタッフ2人がその働きの実情を証しする。入場は無料だが、福島の働きのために席上献金がある。

「宣教フォーラム・福島」の報告をまとめた『フクシマを共に生きる』(いのちのことば社)ほか、東日本大震災被災地の復興への現実と課題がわかる各種の新刊書籍も入手できる。

 主催者らは「福島の苦しみは現在進行形で終わっていない。決して忘れることがないように、主にあって共に生きるために、福島の最新の現実に耳を傾けて祈りましょう」と参加を呼びかけている。
 詳しくはチラシで。http://gs851.ggsv.jp/~w851150/php/report/uploadfiles/1400486714/140048671401_DRC20140524.pdf