東日本大震災では被災地域の教会が、物心両面で地域社会の被災した人たちを支援する役割が注目されたが、突然の慣れない支援活動に戸惑い、対応に苦慮して模索することも多かった。その経験を生かして、次に災害が起きたときに備えようという出版が相次いでいる。

 そうしたなか、アメリカの救世軍の災害支援の専門家で、消防士や警察官らの心のケアなども国際的に指導してきたケビン・エラーズ氏らの著書『危機対応最初の48時間 だれもが知っておきたい災害時のケア』が邦訳出版されたことを記念し、出版記念セミナーが東京で開かれる。入場は無料。

詳しくは、DRCnetホームページで。http://drcnet.jp/201306/

日時:2014年6月28日(土)14:00縲・6:30
会場:お茶の水クリスチャンセンター、8Fチャペル 
講師:石川一由紀(救世軍災害対策室)
    人道対応と隣人愛の実践 竏秩@日本におけるチャプレン養成の重要性
   郭ヘレン(クラッシュジャパンケアコーディネーター)  
    支援で出会った泣き笑い
   岩上敬人(イムマヌエル狭山キリスト教会牧師/本書翻訳者)
    私が気づかされた「寄り添う」こと
主催:DRCnet災害対応チャプレン・プログラム委員会
後援:いのちのことば社、お茶の水クリスチャンセンター
   JEA援助協力委員会、救世軍本営