政治学者の姜尚中氏(聖学院大学学長)は、２月11日に埼玉県上尾市の聖学院大学チャペルで開かれた日本基督教団関東教区埼玉地区社会委員会主催「信教の自由と平和を求める2・11集会」で「悪と愛について」と題して講演した。

　戦後70年と憲法の在り方から、国家と自由の問題を論じた。
　日本や国際社会の中で、空虚な悪が暴力を生んでいることに対して、聖書の語る神の愛が必要であることを説き、それぞれの場所から愛を実践することを勧めた。
　さらに質疑応答では、中国、韓国、北朝鮮など東アジアにおける日本の役割、中東、アメリカとの関係の課題と今後についても語った。

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