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遺族の立場で、戦争推進の原因となった靖国神社への戦没者合祀に反対し平和運動をする平和遺族会の全国連絡会8.15集会が、8月15日、東京千代田区の日本教育会館一ツ橋ホールで開かれ、黙想とともに始まった。

すでに施行された安全保障法制の発動を避けることをテーマに、野党の国会議員、近藤昭一氏（民進党衆議院議員）、畑野きみえ氏（共産党衆議院議員）、福島みずほ氏（社会民主党参議院議員）が議論。
国会の現状や参議院選挙までを振り返るとともに、課題として内戦状態となっている南スーダンでの自衛隊派遣問題、高江など沖縄県基地問題、国民に憲法問題が浸透していないこと、一方で市民や宗教者の発言の意義などが話された。

終了間際には、国会で集団的自衛権の違憲性を指摘した小西洋之氏（民進党衆議院議員）が駆けつけ、9月に始まる憲法審査会前に、国民的議論を浸透させる必要を訴えた。

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平和遺族会代表の西川重則氏は、憲法に習熟すること、平和のためにアジアと連帯することを勧めた。

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