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昨年吉野作造記念館（宮城県大崎市）で開催された企画展「自由を愛し、平和を貫く—吉野作造と安中教会—」（開催期間：２０１６年10月9日〜12月28日）は、植民地政策への痛烈な批判を含んだ強固な平和思想を唱えた安中教会（群馬県安中市）牧師・柏木義円と、柏木を生涯支えた盟友・湯浅治郎、そして大正デモクラシーの理論的指導者として知られる吉野作造、３人のクリスチャンの交流と共闘をテーマとしたものでした。

　本企画展の開催にあたっては、日本基督教団安中教会をはじめ、学校法人新島学園、株式会社有田屋など、安中市にある関連団体・施設に多大なご協力をいただきました。こうしたご縁から、企画展終了後の今年１月24日、安中教会の江守秀夫牧師ご協力の下、安中教会会堂にて記念講演会「平和の意味を問いつづける—柏木義円・安中教会と吉野作造から学ぶ—」（講師：大川真・吉野作造記念館館長）が行われました・・・
吉野作造記念館学芸員佐藤弘幸さんによるレポートを、2月12日号で掲載します。
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