3月26日号紙面:震災から6年 気仙沼で「追悼記念会 愛と希望のコンサート」 心の復興 これからが本番
東日本大震災から6年目の3月11日、今年も各地で東日本大震災を覚え追悼する集会が開かれた。今年で3回目となる「大震災を覚える追悼記念会 愛と希望のコンサート」(宮城三陸3・11東日本大震災追悼記念会準備委員会主催)は、宮城県気仙沼市岩月宝ヶ沢の保守バプ・気仙沼第一聖書バプテスト教会で開かれた。同教会は教会堂が津波ですべて流されたが、一昨年4月に新会堂を献堂したばかり。復興のシンボルとも言えるその会堂で、フルート(北方奈津子)とギター(長佑樹)のデュオ「J-Symphonie」、「3・11いわて教会ネットワーク」協力宣教師でフリーハーピストのキャサリン・ポーターさんが演奏で、ゴスペルフォークシンガーの神山みささんが歌で希望と励ましを届けた。また、同教会の嶺岸浩氏のメッセージ、被災者の証言、ハワイや上海の日本人教会、熊本からのビデオレターがあり、地震が発生した午後2時46分には参加者全員で黙祷を捧げた。(2、6面に3・11関連記事)