キリスト教史学会第68回大会の催しとして、宗教改革500周年記念シンポジウム「ヴェーバー『倫理』論文とキリスト教史学」が9月15日に、東京・渋谷区の聖心女子大学で開かれた。

20世紀の名著、マックス・ヴェーバー著『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を題材にしながら、最新のキリスト教史学の成果を踏まえ、教派ごとに各専門家が報告。キリスト教史と社会史についても視野を向けた。
登壇者は以下の通り、「ルター」大村真澄(キリスト教史学会会員)、「ピューリタニズム」梅津 順一(青山学院院長)、「洗礼派・バプテスト」大西晴樹(明治学院大学教授)、「ドイツ敬虔派」猪刈由紀 (上智大学講師)、「メソジスト」馬渕彰(日本大学教授)の各氏、全体を山本通氏(神奈川大学名誉教授)がコメントした。
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