イラストレーター&漫画家の勝間としをさんの「猫のつぶやき」展が、9月13日から、埼玉県入間市豊岡のまるひろ入間店6階催場で開催中だ。勝間さんは、2010年、脳梗塞で倒れ、利き手である左手が使えなくなるという試練に遭う。だがその後、反対の手で活動を再開。絵筆をマウスに代えて活動する。猫の絵は、知り合いの依頼で描き始めたが、フェイスブックに猫の絵とつぶやき(言葉)をアップしたところ、大反響を得た。関西出身の勝間さんが関東で展示会をするのも、フェイスブックにアップされた勝間さんの猫の絵とつぶやきに感銘を受けた画商の依頼によるもの。
 毛筆を口に加える猫の上に墨字に丸を描いた「エール」という猫のの絵には「いつもいい時ばかりではない。うまく行く時ばかりでもない。時には思わぬ失敗もする。いや、そんな時の方が多いんじゃない。って、もう一人のボクがからかう。でもそんな時それから逃げてはいけないよと。未来のボクがエールを贈っている」という言葉が添えられている。
 「猫のつぶやき」展は25日まで行われている。午前10時から午後7時半まで(最終日は午後4時閉場)。問い合わせはTel042-963-1111、まるひろ入間店まで。